星よりも遠くへ消えた 恋心 もう光さえ追いつけなくて
惑星の軌道と離れて行くキモチは現代科学では変えられない。この宇宙を壊してしまえば・・
人の心が離れる瞬間が何となくわかります。飛行機の離陸時のような軽い振動が、私の全身に伝わってくる。二度と戻らないからこそ、宇宙の果てまで探してみたくなるのです。
着メロで恋が始まり また終わり 泣いた顔文字 液晶の中
大好きな曲をあなた専用の着メロにしたのに。もっと聴かせて。何度も聴かせて。泣き顔は装飾ではない。今の私の本心だから。
顔文字だらけのメールは嫌いです。でも、時として味気ない文字の羅列に少しだけ感情を交える手段として使います。滑稽な涙の顔文字をどうか私に重ねて下さい。
測れない微熱に 胸が痛くなる 先の見えない恋の予感に
恋の始まりは風邪の初期に似ている。すぐに良くなるのか、高熱になるのか、あなたも私もまだわからないよね。
体温計では心の温度はわかりません。ただわかるのは、今自分が恋をしていることだけ。薬でも手術でも治せない。あの人と、そして時間の流れが治してくれることでしょう。
好きなのに 口に出したら消えそうで 冷めた紅茶で言葉飲み込む
その一言で、あなたはもう友達ではなくなってしまう。もうこうしてバカな話で笑いあうこともこの紅茶のように温かく居心地の良い空間も消したくはない。でも・・・
likeがloveに変わったとき、親しければ親しいほど切なくなるものです。たった一言がそれを壊してしまう。男と女の間に真の友情など存在しないのかと、見えない結論を必死で探しました。
走り出す 心のブレーキ制御不能 このまま君にぶつかればいい
身体を置き去りにして、心が勝手に走り出す。どんどん加速して行くその残像は、やがて君に届くのだろうか。どうか受け止めて。
基本的に慎重派なのですが、稀に感情が先走ることがあります。そしてスピードを出しすぎて、大切な人を傷つけてしまう。そんあ時期もありました。
思い出はなぜ こんなにも心地よい 心のメモリは君でいっぱい
忘れれば楽になる。わかってる、わかってるけど・・・それでも記憶に寄り添いたい。思い出の中で君に会えるから
どんなにひどい別れ方をしても、なぜか記憶の中の相手はいつも笑顔。嫌いになったはずなのに、どうして許せてしまうのだろう。メールみたいに消してしまえればいいのに。
例え今 我が身はかなく消えようと 散る花を背に 君は旅立つ
「私が死ねば戻ってくれる?」愚かな質問に苦笑いの君。決意は固く、思いは春風に消えた。花吹雪に涙も飛ばされた春。
彼は春の使者でした。「春が終われば夏が来る」そういい残したけど、夏が終わり秋が来て、冬を乗り越えたら・・・また春が来るの?なんて言えなくて、見送りさえもできなかったのです。
長い夜 そう夢だったと信じたい 最後のキスで魔法が解けた
魔法使いは意地悪。もっと早く魔法を解いてほしかった。あの人をこんなにも好きになる前に。魔法だけでなく、記憶も消してくれないのはなぜ?
恋をしているとき、人はある種の魔法をかけられているのかもしれません。解くのは自分自身だったり相手だったり。どちらにしても現実に戻った瞬間、大きな虚無感に襲われるものです。
石橋に傷が付くのが怖いから 叩くことさえ躊躇している
いくつもの過去が纏わり付いて進めない。橋の向こうで手を伸ばす君。あと少し・・少しだけの勇気が欲しい。
何度も失恋すると、人はありえないくらいに慎重になります。手を差し伸べてくれる人が現われても、過去の記憶が邪魔をして素直に飛び込めない。頭ではきちんと理解してるつもりですけどね。
不器用な 言葉で想いを伝えれば 渇いた心に君が溢れる
涙さえ枯れた心に君が恵みの雨を降らせた。決して強くない、でもしっかりと大地が潤う優しい雨が、忘れていた息吹を目覚めさせた
恋の傷を癒す特効薬は新しい恋です。ボロボロに疲れきった心は砂漠のように乾ききっています。そんな自分を受け止め、愛を注いでくれる人と出会ったとき、また人は恋をする勇気が湧くはずです。