新選組@映画村


「新選組の衣装を着たいのだが」といつも私の付添い人として迷惑こうむってる貴輔中将様の意外な発言に一瞬びっくりした。
世間ではNHK大河ドラマの新選組が話題になっていた時期で、京都も新選組関連のイベントが開催されていた時期である。平安系装束では渋々付き合ってる感一杯の中将様が何故・・・?その答えは彼が新選組ファンだったという実に明朗快活な理由だった。

京都で新選組の衣装を着られる店は舞妓体験に比べたら少ないものの、複数件存在した。考えあぐねた結果、我々が決断したのは「東映太秦映画村」。私は何度か行ったが中将様はお初のようで珍しく乗り気であった。
映画村到着後、我々は「時代劇扮装の館」へ迷わず直行した。ここでは見本の写真を見て扮装を選べるのだが、もう我々の考えは決まっていた。「近藤勇&沖田総司」
しかし、当初沖田をやろうとしていた私の信念に揺らぎが・・それというのも世間の新選組ブームにあやかって映画村でも新選組関連のイベントがあったりするものだから、沖田君希望者がたくさんいてオリジナリティが欠けてしまう。(たかだか変身でオリジナリティも何もないのだが)

急遽予定変更!「近藤勇with若衆」に。私が選んだ「若衆」というのは女性が扮するのに適していた。衣装も鮮やかな色合いで、メイクも中性的な感じである。今で言うビジュアル系バンドに影響された若者なのだろうか。カツラは髷ではなくポニーテール風で可愛らしい。
いつもの事ながら手早く丁寧なメイクと着付け。若衆はナヨってそうなキャラだけど一応武士なのでちゃんと刀を差してもらった。その傍らで中将様が胴部分の鎧を着せられ、同じく武士の命である刀を装備。映画村では二種類の新選組衣装がある。よく目にする水色の羽織と、局長の近藤勇モデルの白い羽織。中将様は今回近藤さん役なのでもちろん後者着用である。
実は私も中将様も士族の家系なので刀に対する憧れは抱いていた。偽物とはいえ重くて動きにくい・・・。とにもかくにも、着付け終了した我々はスタジオでの写真撮影へ向かった。この撮影代が異様に高いのだが、たまには贅沢もいいじゃないかと思い奮発した。

撮影スタジオ
撮影スタジオ。竹を背景に2人の剣豪が・・・??

最近ではここでもデジカメを使っているようで撮影した写真は当日持ち帰り可能だった。(記憶が曖昧だけど以前は後日郵送だったかと・・)さて、いよいよ映画村の醍醐味である「村内散策」へと向かう。梅雨時で天気が心配されたけど運良く晴天。今回の私の設定は「新選組に憧れる美少年剣士」という図々しさの極み。男性用の衣装を着て改めて思った。「袴って楽だなー」と。女性用着物だと裾が気になったりするけど今回は気にせず颯爽と歩けるし、いつもの変身体験とは一味ちがうものに感じた。

後ろ姿忍者

村内散策の模様。後姿が男らしい!右は突如現われた忍びの者を容赦なく斬りつける図

やはりというか、映画村で衣装着て散策する人が必ず遭遇するのが「観光客との記念撮影」である。まして京都では新選組ブームなので今回も我々は複数の観光客の皆様の写真に写りこんでいる。それにしても・・・刀が予想以上に扱いにくい。武士らしくカッコよく構えてもなんか変な感じの上、鞘に収めるときにモタモタして非常に不恰好。武士道を極めるのはまだまだ先であろう。

抜刀切腹

左・カッコよく抜刀してみた。弱そうだ。右・切腹!!ちょうどギター侍が流行ってた頃なので。


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